2008年12月22日

覗橋パーク竣工

当社で設計監理を行っていた覗橋パーク(店舗兼住宅)の竣工式が12月10日に執り行われました。

南外観
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東外観
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西外観
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駐車場
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■全体計画について
土地収用法による移転計画のための建築 =道路計画により変化する空間構成=
道路拡幅のため建物後退の受動的立場から開始された。
用途及び大きさは既存のものを継承することを目標とした。既存階段室の活用・アルミサッシ・ガラスも出来る限り再利用した。よく見ると少しさびて白くにごっているサッシがある。
全体の構成は、@2階を3階のレベルにする。A5mキャンチレバーの宿泊部とする。
B素材は鉄とガラス+アルミとする。C@1200の倍数によるスパン割付(サッシ共)
D風の通るピロティとする。(覗橋からの景観で壁にならないデザインの採用)以上5つの項目をベースにデザインした。
 1階はピロティ・酒店・テナントカフェ、中2階は外部吹抜けと内部吹抜けそして階段室、
2階はロビーと宿泊室、3階は管理人室住宅、となっている。
ピロティにはメンテナンスのための橋がかかり、店舗入口の池にも秋保石で橋をかけた。

<店舗・ペンション>
ペンション看板
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ロビー
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階段
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客室(洋室・和室)
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バスルーム・シャワールーム
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テナント
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店舗看板
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店舗外観
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店舗内の柱に使われている秋保石
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1973年完成の既存建物が、全面道路拡幅に伴い床面積は150uから90uに縮小された。
時間とともに5人家族から4人家族へ入れ替わり、既存の60%縮小のプランでは味気ない。そこで、家庭内対策会議を開きポイントを3つ選んだ。1つ目は、この家族は大のコタツ好き。2つ目はタンスよりもハンガーに服をかける習性がある。3つ目は狭いのが嫌い。
・・・答えは明確になった。
鉄骨造のため、柱と窓ばかりの外壁はそのままに、間仕切りは全て取り払った。空間の中心にコタツのためのタタミを敷いたリビング(約26畳+キッチン付き)を置いた。個室は3つ。それぞれを、リビングに隣接させフルオープンの建具のみで仕切った。季節のよいときは全て開放するとワンルーム的に利用できる。建具はそこに残るためルーバー的な存在となる。建具の小口を斜めにすることで、視線を遮ることが出来た。
リビング北側のハンガースペースは、ブラインドと照明で間接照明的な構造とした。春夏秋は森が見えるスペースだ。(冬の冷気対策や紫外線防止のためのカーテン付き)
シンプルなプランのため廊下などが少なくなり、居室空間が広くなった。
開口が多く断熱的には不利だが床暖房とコタツで家族は充分に暖かいとの感想。9月の完成時にはまだ残暑が残っていたが、川風や森のため暑さも和らいでいるようだ。
熱気のこもりやすい天窓の換気も計画されている。
この住宅は、渓谷を見下ろす4階に位置するため南側は腰部分を全て連窓とし「磊々峡」が楽しめる。天井のトップライトも連続させた。家族の声や空気はつながっているダクトとなり、ライトを落すと星がきれいに見える。既存との面積比が60%とコンパクトになったが、より自然を楽しめる空間となった。

リビング
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バスルーム
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個室
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posted by 構建築設計事務所 at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | その他
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